めんつゆって、どこの家庭にもある調味料の一つだと思う。
和食の味付けに欠かせない醤油とみりんとだし。
日本に古くから伝わる発酵調味料を混合した、万能調味料。
しかし、本当に料理の味を活かしてくれる、無添加のめんつゆってなかなかであえない。
よく見かける「めんつゆ」は
お砂糖が入っていたり、
添加物が入っていたりして、
素材の味を消し、「めんつゆ味」にしてしまうものが多い。
そして、出会えたとしても、結構値が張るものだったりする。
それならば、自分で作ってみてはどうだろう???
1L程度の量ならば、10分もあればできてしまうし、清潔な密閉ビンに入れれば、優に半年は持つ。
私が紹介する「無添加めんつゆ」は実際に私の運営する料理教室の
「無添加めんつゆ活用講座」で使用しているもので、素材を活かし、どんな味にも変化する、究極の万能調味料。
しかも、作り方は、料理が不得意な人でも、失敗しようがないくらい簡単♪♪
醤油の原料は本来
大豆・麦・塩
シンプルなこの3つのみで作られるもの。
大豆と麦に麹菌をつけて、麹の働きによって、ゆっくりゆっくり、発酵させて出来上がる、発酵調味料。
人間にとって有用な酵素もたっぷりと含まれてる。
現在は丸のままの大豆ではなく、丸大豆から油を抜いた脱脂加工大豆を使用するところが多く、それが醤油に添加物が使われる原因の一つにもなっています。
また、この脱脂加工大豆そのものにも、気になる事が。
①脱脂加工大豆は遺伝子組み換え大豆が使われてい可能性が非常に高い。
②油を搾取するのに使われる有機溶剤(石油のようなもの)の残留の危険性。
シンプルな昔ながらの醤油で、じっくりと木樽で発酵させて作られると、
価格が高いものが多いのも事実。
ですが、無添加めんつゆとして
毎日遠慮なく使いたければ、
お値段もそこそこのものがいい・・・。
そこで、私がオススメするのがこちらのお醤油
木樽でじっくり1年以上熟成させる伝統製法で、もちろん無添加!
でも、お値段がそこそこで、非常に使いやすい!
惜しみなく使いたい「無添加めんつゆ」には持ってこい!
味の決め手の味醂
味醂の存在。
米・麹・焼酎
この3つのみでゆっくりと作られる、
これもまた発酵調味料。
料理に甘みやコク、旨味、照りをつけてくれ、食欲をそそる味にしてくれる、黄金色にかがやく、とても美しい調味料。
現在出回っているものには、
「みりん風」のほか、
「本みりん」といっても、
この伝統製法のみりんとは違い、「ブドウ糖果糖液糖」などの糖類が含まれているのが殆ど。
こういったものだと、砂糖を加えるのとなんら変わりはなく、「ブドウ糖果糖液糖」を使用しているものなら、遺伝子組み換え原料が使用されているのが殆どなので、むしろ砂糖のがまだまし、といったところ。
じっくりじっくり発酵して出来上がった味醂の味は格別で、味比べをしてみると、その違いは歴然。
この味醂だけは、何があっても手放せない調味料の一つ。
【材料】
味醂 200ml
醤油 400ml
昆布 10cm位
【作り方】
1、鍋に味醂を入れ中火にかける。
2、沸騰してきたら、弱火にして1分ほど火にかけ、アルコールを飛ばす。
3、醤油を入れ、再び中火にする。
4、沸騰直前に火を止め、アクをすくう。
5、熱いうちに昆布を入れ、ゆっくりと自然に冷ます。
(昆布に含まれる旨味は、熱い時と冷たい時に抽出される成分が違うため、必ず熱いうちに入れる)
6、昆布ごと清潔な容器に入れる。
(耐熱容器がある場合は、5で直接容器に入れてOK)
無添加めんつゆを自分で作ろう♪使い始めたら料理がラクで楽しくなる♪
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